禁煙はしたいけれど、どうしてもニコチンが切れると吸ってしまうというヘビースモーカーは多くいます。ヘビースモーカーでなくてもどうしても習慣化してしまっていて食後や仕事の後にたばこを吸ってしまう人もいるでしょう。
そんな人たちに役立つのが禁煙補助薬です。
たばこの代わりにニコチンを補充し、離脱症状を軽減しながら禁煙を達成します。
ガムでニコチンを補給、依存が強いならパッチ
ガムの場合は、少し噛んで柔らかくした後、歯茎にはりつけたままにして口の中の粘膜からニコチンを吸収させて、離脱症状を緩やかにします。パッチは、上腕や腹部などに貼って皮膚からニコチンを少しずつ吸収させます。
最初はニコチン含有量の多ものからはじめて少しずつニコチンを減らしていき、最終的にいらない状態にするのが目標です。
ガムは、ニコチンの吸収速度が遅いので、離脱症状を抑える効果が高い一方、血液中のニコチン濃度が不安定になって依存性が出やすい欠点があります。離脱症状に対する不安が強くガムに依存しそうな人は薬剤師に相談してパッチでトライするのがいいでしょう。
パッチ
- シガノンCQ44mm×34mmの四角のパッチ。最初の6週間はシガノンCQ1を次の2週間はシガノンCQ2を1日1回、1枚を起床時に背中、腕のいずれかに貼付し、就寝前には忘れずにはがす。
- ニコチネルパッチ円形のパッチ。最初の6週間は、ニコチネルパッチ20を次の2週間はニコチネルパッチ10を1日1回、1枚を起床時から就寝時まで貼付する。
ガム
- ニコレットフルーティーミント1個中にニコチン2mgを含むフルーツ味のガム。1回に1個、30~60分かけて噛む。初めは禁煙前の喫煙本数に応じて1日に4~12個を目安に使用し、次第に減らしていく。
禁煙補助剤を使う際の注意
- ニコチン含有量が多いものからスタート
- 吐き気、めまい、のどの違和感が出たら中止
- パッチは毎日張る場所をかえる
- たばこを吸いながら併用するのは厳禁
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誰もがたばこが体に悪いことはわかっています。たばこがストレス発散になると思って自分を納させ禁煙を避けている人が多いのですが、たばこがストレスなのです。いまいちど体にどのように悪いかを再確認して、今年こそチャレンジしてほしいです。
禁煙を開始して辛いのは2週間です。14日我慢できれば、あとは体は日に日にキレイになっていきます!